知らないと差がつく!?アクチュアリー就活の極意!

「将来はアクチュアリーとして働きたいけど就活をどう進めたらいいの?」
「どうすればアクチュアリーとして内定を貰えるの?」

このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか?

情報を知らなかったためにアクチュアリーの内定をもらえなかったってことにはなりたくないですよね。

そこで今回は、アクチュアリーの就活をする上での差がつくポイントについて解説します。

この記事を読めば、記事の情報を知らない人に差をつけて、あなたもぐっとアクチュアリーの内定に近づきますよ!

1.面接でも聞かれる!?アクチュアリーって何?

「アクチュアリーとはどういう存在だと考えますか?」

アクチュアリーのインターンの選考や本選考の面接ではこのような質問が来ることもあります。

このような場面に備える意味も込めて、ここで一度アクチュアリーとは何か、どうやってなれるのかを確認します

(1)アクチュアリーとは?

アクチュアリー会のホームページでは以下のように書かれています。

アクチュアリーとは、確率・統計などの数理的手法を活用して、主に、保険や年金に関わる諸問題を解決する専門職です。保険会社や信託銀行、官公庁などに所属し、保険や年金の料率設定、決算、商品開発、リスク管理などに携わったり、コンサルティング会社や会計監査法人に所属し、保険や年金に関わるコンサルティング業務や外部監査に携わっています。

説明がわかりにくいのでかなり大まかに言うと、確率や統計などを使って保険や年金などに関する課題を解決する専門職と言えます。

保険商品の値段の設定や保険金が将来いくら必要かといった課題が代表的です。

近年では、データサイエンスの領域まで扱う範囲が広がっています。

(2)アクチュアリーとして働くためには?

生命保険会社、損害保険会社、信託銀行にアクチュアリーとして採用されるのが一般的です。

一部の会社ではアクチュアリー枠を用意しておらず、総合職として採用され、それからアクチュアリーの部署に配属されるところもあります。

アクチュアリーとして採用される人数は1つの会社につき、一桁あるいは10人強の人数しか採らない会社がほとんどです。

また、会社の数も全部で、生保は25社ほど、損保は10社ほど、信託銀行が5社ほどで、それ以外の分野の会社も多くなく、アクチュアリーとして採用される枠が限られています

そのため、アクチュアリーを志望していたがその職で内定をもらえず、総合職で入ってそれから資格取得を目指す人もいます。

2.早く始まるので注意!アクチュアリー就活全体のスケジュール

アクチュアリーの就活は卒業前年度から動き出します。

下記は1つの例ですが、年度によって変わることがあるので、注意が必要です。

4~6月サマーインターンシップの情報公開。
自己分析、ESの書き方を知るなど一般的な就活対策。
7月サマーインターンシップの選考(面接、GD、数理試験などがある場合がある。)。
8月~9月サマーインターンシップの実施。
アクチュアリー資格試験の申し込み締め切り(8月下旬)。
11月~12月ウインターインターンシップの情報公開。その選考。アクチュアリー資格試験対策。
アクチュアリー資格試験(12月中旬)。
1月~2月ウィンターインターンシップの実施。
アクチュアリー資格試験の合格発表(2月上旬)。
3月~5月本選考の開始。内々定が出始める。
6月内々定通知。

アクチュアリーの就活は遅くても卒業前年度の夏前から開始しましょう。

サマーインターンに参加することで就活を有利に進めることができるので必ず参加するようにしてください。

その後も12月のアクチュアリーの資格試験、それが終わればウィンターインターンシップがあり、3月には本選考が始まります。

このように1年を通じてやることが多いので、アクチュアリーの内定を得るためにはそれなりの覚悟が必要です。

3.情報は知ったもん勝ち!アクチュアリーの就活で差がつくポイント6選

アクチュアリーの就活の差がつくポイントは次の6つです。

アクチュアリーの就活で差がつくポイント6選
  1. インターネット以外での情報源を持つ
  2. アクチュアリーコースのインターンに参加する
  3. 選考過程に数理試験がある
  4. エクセル、パワーポイントが使えると有利
  5. 資格を取る
  6. 一般的な就活対策を怠らない

それぞれ説明していきます。

(1)インターネット以外での情報源を持つ

アクチュアリー就活において情報は非常に大事です。

例えば、以下のような情報です。

重要な情報の一例
  1. どの企業がインターンの優遇をしている可能性があるか
  2. 各企業で実施された数理試験の過去問
  3. 選考方法と見られているポイントや求められる人材

こういったインターネットでは現れにくい情報を得るために、同期や先輩との繋がりが大事です

TwitterやLINEのオープンチャットなどのSNSを使ったり、アクチュアリー試験対策のためのコミュニティのアクチュアリー受験研究会に参加してみたり、インターンに参加して仲良くなったりするなどの方法があります。

周りの人が知っているのに、自分だけ知らなかったということがないように何かしらの情報源があるとよいです。

先ほど挙げた情報についてそれぞれ解説します。

#1:どの企業がインターンの優遇をしている可能性があるか

後述しますが、基本的にインターンに参加した学生からしか採らない企業などもあるので、それを知っておくことで無駄な労力を減らすことができます。

#2:各企業で実施された数理試験の過去問

後述しますが、アクチュアリーの本選考やインターンの選考で数理試験を課すところもあります

そして、その過去問は一部の就活生に出回っており、過去問を知っているのと知らないのでは差がでてきます

例えば、行列を対角化をする問題は、習ったばかりの頃の学部1年の頃はできたけど、何年か経ってやり方を忘れてしまってできなかったという経験はよくあるのではないでしょうか。

#3:選考方法と見られているポイントや求められる人材

企業によって選考方法が様々で、ob訪問や懇親会と言いつつ選考を行っている企業もあります

先に知っていることで、気を緩めて落ちてしまうということを避けることができます。

また、的を得たアピールにするために、見られているポイントや求められる人材を知ることが大切です。

具体的には、リーダーシップを求める会社であれば、個人で成果を上げたエピソードを話すより、チームをまとめて目標を達成したエピソードを話す方が効果的です。

(2)アクチュアリーコースのインターンに参加する

アクチュアリーコースのインターンには参加するメリットが大きいので、必ず参加しましょう。

アクチュアリー採用を行っている会社はアクチュアリーコースのインターンを総合職とは別に行っていることが多いです

インターンに参加するメリットは2つあります。

インターンに参加するメリット
  1. インターンに参加することによって選考が有利になる
  2. 会社の雰囲気、社員の人柄を知ることができる

それぞれ解説します。

#1:インターンに参加することで選考が有利になる

インターンに参加することで選考が有利になります。

具体的には、企業によっては基本的にインターンに参加した学生からしか採用しないということもあります

また、企業によってインターンに参加した学生に、非通知で電話がかかり面接を持ちかけられたり、数理試験を受けるように案内が来たりすることもあります

インターンに参加して、選考の機会を増やし就活を有利に進めていきましょう。

#2:会社の雰囲気、社員の人柄を知ることができる

インターンに参加することによって、会社の雰囲気や社員さんはどんな人柄かという1次情報を得ることができます

仕事内容は、保険会社や信託銀行によって大きく違わないので、社風で行く会社を決めたという人もいるように、雰囲気や人は会社を選ぶときの一つの重要な要素です。

確かに、人から聞いたり、インターネットで調べたりすることによってその情報は得ることもできますが、2次情報ゆえに、人の感じ方で変わったり、都合よく切り取られたりしている可能性もあります。

労力や時間はかかるかもしれませんが前者の方が情報としての価値が高いので、志望度の高い企業ほどインターンシップに参加するようにしましょう。

(3)選考過程に数理試験がある

大手と言われているような企業は、本選考で数理試験が課されることがほとんどです

企業によってはインターンの選考でも数理試験が課されます。

高校数学、線形代数、微積分、確率、統計などが出されることが多いです

足切りに使う程度の企業もあれば、それでかなりの人数を絞る企業もあります。

苦手な人や自信のない人は対策をしておきましょう。

試験の過去問を見てわからない部分や忘れている部分をを重点的に復習すると効率が良いです。

(4)アクチュアリーの科目を取る

アクチュアリーの科目を取ることを目指して、早期に勉強を始めましょう。

12月にアクチュアリーの資格試験があり、大学3年生から受けることができます。

この資格の勉強を早期に始めるメリットは以下の通りです。

資格の勉強を早期に始めるメリット
  • 数理試験の対策になる。
  • 知識が増え、インターンで活躍できる可能性が上がる。
  • 志望度の高さが伝わる。
  • 働きながら勉強するのは大変だから、時間のある今やれば後で楽ができる

以上のことから、早期にアクチュアリー資格の勉強をしておくと良いです

(5)エクセル、パワーポイントの操作ができると有利

エクセル、パワーポイントを使えるとアクチュアリーコースのインターンでは有利です。

2days~5daysのインターンでは多くの場合、最後にインターン活動の成果を発表しますが、そこでの発表資料をエクセルやパワーポイントで作成するからです。

エクセルやパワーポイントを触れる就活生は少ないので、そこでスムーズに資料を作成できれば、最も重要なチームのアウトプットに大きく関わることができます。

特に、議論を引っ張ったり、まとめたりする自信がない人ほど身に付けておきましょう

また、エクセルを使ってグループワークを進めることもあり、使えないとチームに貢献するのが難しくなります。

インターンで活躍し、少しでもアピールするためにエクセルやパワーポイントを触れるようにしておきましょう。

(6)一般的な就活対策も怠らない

アクチュアリーは専門職なので資格試験のことや数理的な能力ばかりに目がいきがちですが、一般的な就活対策ができていることが前提となります。

一般的な就活と同じように最終的には面接を通じてその人を採用したいかどうかを判断するので、面接対策が最も重要です。

対策と言っても、本選考で聞かれることは自己紹介、専攻、アクチュアリーへの志望動機、会社への志望動機、ガクチカ、長所、短所、逆質問、入ってやりたいことなど基本的なものが多いです。

面接が苦手だと感じる人は、外資系の企業やベンチャー企業は、早期に選考が始まるので、受けて回数をこなすことで慣れておきましょう。

4.そんなに多くない!?アクチュアリーの採用実績がある会社

アクチュアリーの採用実績がある会社は限られています。

以下にまとめます。

(1)生命保険会社アクサ生命、朝日生命、、アフラック、F W D富士生命、オリックス生命、かんぽ生命、ジブラルタ生命、住友生命、ソニー生命、第一生命保険、大樹生命、大同生命、太陽生命、東京海上日動あんしん生命、日本生命、富国生命、プルデンシャル生命、マニュライフ生命、三井住友海上あいおい生命、明治安田生命、メットライフ生命など
(2)損害保険会社あいおいニッセイ同和損害保険、アクサ損保、共栄火災、損保ジャパン日本興亜、東京海上日動火災保険、日新火災、三井住友海上火災保険など
(3)信託銀行三井住友信託銀行、みずほ信託銀行、三菱UFJ信託銀行、りそな銀行など
(4)その他EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング、コープ共済、JA共済、損害保険料率算出機構、トーア再保険、PwCあらた有限責任監査法人、マーサー ジャパンなど

表からもわかるように、アクチュアリー採用を行っている会社は生命保険会社が最も多いです。

その他は、コンサルティング会社、共済、再保険会社などがあります。

前述したとおりアクチュアリーの枠は多くないので、どうしてもなりたい人は今の内から上記の会社を、リクナビやマイナビなどで登録して応募忘れがないようにしましょう。

5.まとめ

この記事では、アクチュアリーの就活について気を付ける点、対策などを紹介しました。

採用枠が限られており、難易度が高い職種ですので、自信のない方や心配な方は早めから動くことをおすすめします!

関連記事一覧